お風呂に入ると偏頭痛が悪化する?
今回は偏頭痛とお風呂について紹介します。
偏頭痛の時にお風呂に入った場合ですが・・・これは頭痛の種類によっても異なります。一般的に血管が拡張して偏頭痛が起こる場合の頭痛には悪化するのでお風呂は良くありません。
ですが、悪化するのは血管が拡張して頭痛が起こる偏頭痛の場合です。この偏頭痛の場合には、入浴することで体が温まり血行が良くなることで血管が更に拡張します。
そのため頭痛に拍車をかけてしまうことになるのです。
偏頭痛の発作がある時にも入浴は避けましょう。
もし入浴をしたい場合には、冷却したり鎮痛薬を飲んで痛みが完全に治まってからにしましょう!入浴の際も気をつけておくと良いことをいくつか紹介します。
もし冬場の場合は40度以下のぬるめのお湯に浸かるようにしたり、夏ならシャワーだけにするなど急激に体を温めないような工夫をしましょう。
反対に緊張型頭痛の場合には肩のこりや首のこりなどの血管の収縮が原因で起こる偏頭痛には有効です。この場合には筋肉の緊張が原因ですので、血管が拡張するので血行が良くなり頭痛が改善されるのです。長めにゆったり浸かれるように入浴の温度はぬるめの温度に設定してコリがあるところを揉みほぐすのもいいでしょう。
ストレスによる偏頭痛の場合には、入浴をすることでリラックス効果がありストレスが軽減される方もいるので個人差はありますがお風呂に入ることは決して悪いことではありません。
このように偏頭痛と入浴には悪化させることもあれば、効果があることもあります。入浴をする際には、自分の頭痛についてしっかり把握しておきましょう。
もし、不安がある場合には自分の症状を医師に相談してその上で入浴することをお勧めします。